膠原病の初期症状と検査

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膠原病の血液検査

膠原病の血液検査ですが、膠原病の疑いがある場合は、最初に行われる検査が血液検査になりますのは、膠原病の原因とされていますのは、身体内の免疫機能の異常といわれており、血液検査をする事で免疫機能の異常を調べることが出来るからです。

 

膠原病の血液検査で調べるのは赤血球と白血球、血小板の数と炎症反応を示すCRPと言われる血中のたんぱく質の検査で、自己抗体の検査になりますが、血液の中には赤血球と白血球、そして血小板と言われるものがあり、赤血球は体内を巡って酸素などを運ぶ役割を担っています。

 

白血球は身体内に侵入したウィルスなどを排除する役割があり、免疫機能の一つになり、血小板は怪我をした場合などに傷口をふさぐ役割があり、いずれも人の身体には欠かす事の出来ない機能ですが、膠原病の症状を発症した場合は、膠原病の疾患ごとに正常値とは異なる数値を示すようになりますので、全身性エリテマトーデスの場合には、すべての数値が正常値を下回りますが、関節リウマチの場合には白血球の数が正常値を上回ります。

 

膠原病の血液検査のCRP検査は血液中にあるたんぱく質を調べる検査で、CRPと言う免疫に関わるたんぱく質の数値で膠原病の有無を判断しますが、CRP値が正常値より高いと体内に炎症が起こっている状態を示し、膠原病の疑いが強くなります。

 

膠原病の直接的な原因でもある、免疫異常を起こした抗体を調べることが自己抗体で、自己抗体という自分自身を攻撃している抗体を調べることで、膠原病の詳しい状態が分かるようになりますし、細胞核に対する抗体を抗核抗体と呼びますが、抗核抗体を詳しく調べることで、より詳細な膠原病の症状を知る事が出来るようになります。

 

膠原病の研究は今尚続けられており、現状ではまだ完治が難しいと言われていますし、不治の病の克服は医療従事者にとっては大きな目標であり、医療業界関係者が今一番注目している症状でもありますが、昔は治らずに死亡してしまうと言われていた膠原病も、医療の進歩で日常生活が普通に送れる程度まで治療することができるようになりましたので、もしかして膠原病かも、と思ったらすぐに検査をすることをおすすめします。

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