膠原病の初期症状と検査

SponsoredLink

膠原病の治療

膠原病の治療ですが、膠原病の原因となっているのは、身体内の免疫機能の異常ですので、本来であれば、自分自身を守るための機能である免疫機能が、何らかの事情で免疫システムが壊れて、自分自身を攻撃してしまう症状を膠原病と言われる病気の原因になります。

 

膠原病自体はまだ研究が続けられている難病で、現代医学をもってしても、なぜ免疫が自分自身を攻撃してしまうのかが判明していないため、膠原病に関して言えば、予防策と言うのもは存在せず、発症した後に症状を引き起こしている免疫を抑えるための治療がとられます。

 

膠原病の治療では、身体内で暴れている免疫や抗体を抑えこむ為の治療が行なわれることになり、免疫や抗体を抑える治療で使われる薬物の多くは免疫抑制剤となります。

 

自分自身を攻撃してしまう免疫を押さえ込むために処方される薬では、ステロイドや免疫抑制剤がありますが、ステロイドなどの多くはアトピーなどでも使われている炎症を抑える医薬で、膠原病にもよく使われますが、白血球に自分自身の身体が攻撃をされた場合、炎症を起こしてしまいますので、炎症を抑えるために痛み止めやステロイドが合わせて処方される一方、免疫抑制剤は外部から入り込んだウィルスなどを排除するために、免疫機能を持つ白血球の働きを抑える場合などに使います。

 

膠原病の症状は免疫に異常を起こしてしまう症状ですから、異常を起こした免疫が攻撃をする事で関節痛や湿疹、発熱、嘔吐などいろいろな症状を引き起こしますので、免疫異常の症状を抑え込む事が必要になりますが、同時に免疫の働きを抑え込むことで外部からのウィルスに対しての免疫力が低下することになるため、場合によってはウィルスに感染しやすい状況となることもありますから、膠原病の治療を行っている場合は体調の管理にこれまで以上の注意が必要で、感染のリスクもありますから、自己判断で途中で投げ出したりせずに医師と相談しながら進めることが大切です。

SponsoredLink

お問い合わせ